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エコニュースVol.211

2011年01月01日

新年企画2011

明けましておめでとうございます

  昨年は、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が愛知県名古屋市で開催され『名古屋議定書』が採択されました。
 このことにより、生物多様性の価値を経済社会に組み入れる新しい社会の流れが生まれ、生物資源を持続可能な状態で活用しなければ企業も生き残れない時代が到来したということです。
 北海道では先んじて北海道経済連合会が先頭に立ち、豊富な自然環境を有する地の利を生かし、オール北海道によって自然素材の高付加価値化についての取り組みが推進されています。この『食クラスター』活動が益々進展して行きますよう、弊社においても微力ですが応援させていただきます。
 また、エコニクスでは昨年に引き続き、海の生態系再生に繋がる『藻場∞LANDプロジェクト』を支援していく所存です。今後とも皆様のご理解とご指導をお願いいたします。

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 本年の干支は卯(うさぎ)となりますが、ウサギは世界に200種以上いるとか。そのうち日本に生息するウサギは5種となります。
 北海道にはユキウサギの亜種となる「エゾユキウサギ」やキタナキウサギの亜種となるエゾナキウサギが生息しています。エゾナキウサギは通常ナキウサギと呼ばれ多くの人に知られているとは思いますが、その生息環境は特殊であるがゆえに今後の動向が気がかりな種でもあります。環境省レッドリストや北海道レッドデータブックでは、夕張・芦別地域が地域個体群として指定もされています。
 そんな野生のウサギの他に、近年ではペットとして多くのウサギが飼われています。先日、TVかラジオで聞いた話しなのですが、なぜ最近ウサギが女性から人気なのか?との問いに、ウサギはかなり臆病な動物で、ペットとして飼う場合、徐々に飼い主に慣れていくそうです。そして寂しがり屋の生き物だそうで、一度慣れると飼い主が居ないと駄目な生き物でもあります。なのでその移り変わりが女性の母性本能をくすぐるのではということでした。
 何れにせよ、ウサギという生き物は、人に対して癒しの効果があるようです。激動の時代ですが、今年はウサギ年ということもありますし、1年間心も体も何かに癒されながら、しっかりと物事を進めて行きたいものです。

環境事業部 小山 康吉

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