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エコニュースVol.247

2014年01月01日

新年企画2014

明けましておめでとうございます。

 新年明けましておめでとうございます。少しずつ先行きが見えてきた経済状況でありますが、先ずは生活や経済の基盤でありますエネルギーの安定供給が早急に確保される事を期待します。まだまだ厳しい時代ではありますが、皆様にとりまして素晴らしい年になりますようご祈念申し上げます。
 私どもエコニクスは、今年6月から供用開始となります函館市国際水産・海洋総合研究センターへの入所が決まり、創業から40年に亘り培って参りました環境防衛・環境再生技術を大きく飛躍させ、自然環境の再生から食料資源の増大に結びつけ広く社会に貢献できますよう誠心誠意努力して参ります。今後とも皆様のご理解とご支援よろしくお願い致します。

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本年の干支は午(うま)となりますが、生物分類的にはウマ目(奇蹄目)ウマ科ウマ属ウマ(Equus caballus)となります。
馬と人間との関係は深く、古くは野生馬を捕獲し、食用として利用する所から始まります。また、現在も馬肉は食用として利用されており、品種改良され家畜として飼育されています。
その後、家畜として飼育されていた馬の持つ機動力や耐久力に注目し、乗用や貨用、農耕用など、こちらも品種改良され役畜としてとして利用されてきた歴史があります。
従って野生種としては、ほぼ絶滅をしている状況でありますが、一部の地域では野生化した馬が生息しています。
北海道にも野生化した馬が生息しており、根室半島付け根の太平洋側に、人が住んで居ないユルリ島とモユルリ島という小島があり、そのユルリ島に野生化した馬が生息しています。
昭和20年~40年代に、採漁地に近いユルリ島を漁獲してきた昆布の干し場として利用をしていました。漁獲してきた昆布を島の高台に運搬するために馬が使用され、その後船の動力がエンジンとなったことにより、島の干し場として利用価値が下がり、そのまま馬は放牧され、野生化しました。
ちなみにユルリ・モユルリ島は、北海道指定の天然記念物や鳥獣保護区に指定されおり、エトピリカやチシマウガラス、ケイマフリなどの海鳥の重要な繁殖地となっています。
飛躍という言葉がありますが、「大きく発展して活躍すること」「急速に進歩・向上すること」「跳躍」といった意味があります。2014年は正しく馬が元気よく跳躍するように、すなわち飛躍の一年になるように頑張りたいと思います。


 

環境事業部 環境事業G 小山 康吉

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