エコニュース

  • エコニュース
  • 藻場通信
  • エコ森林通信
  • 洋上風力通信

エコニュースVol.246

2013年12月01日

<大気環境シリーズ Part4>

光化学オキシダント濃度が気になります

株式会社エコニクス
環境事業部 多久和 浩

 高度経済成長期で活気づいていた日本は自動車社会となり、工場も凄い勢いで建ち続け知らず知らずの内に自分たちの生活環境を悪化させていきました。そんな中、昭和45年に東京都内において生徒達が目の痛みを訴え、呼吸が著しく苦しくなり咳き込む事件が起きました。
 その原因が光化学オキシダントです。光化学オキシダント(主としてオゾンなど)は、内燃機関(自動車・工場等)からの排出された窒素酸化物、炭化水素、有機化合物などが太陽からの紫外線を受けて光化学反応を起こして二次生成されたものです。現在の環境対策立国を以ってしてもこの光化学オキシダント濃度は環境基準(0.06ppm/h以下)を満たすことが難しくなっており、光化学スモッグ注意報(0.12ppm/h以上)は毎年繰り返し発令され続けています。近年は新たに注意報が発令される県もあり緩やかではありますが、国内での光化学オキシダント濃度の上昇も見受けられます。

 今の時代、私たちの生活していく環境を考えてもPM2.5のように国境を越えてくる汚染物質、地球の温暖化と自国の環境対策だけでは防ぎようの無い事象がまだまだ増えてくると思います。災害時の苦しい時にでも他人を思いやる心を持つ日本人が地球規模の環境を考え対策出来る技術力を高めることが早急に必要だと思います。


自然豊かな利尻島(多久和撮影)

 当社も自然を愛する環境ナビゲーション企業として大気、水、動植物を大切に、安心して暮らせる地球を守ることが出来る一躍を担っていきたいと思っています。
日本の大気の現状をちょっと見てみようかな?と興味が沸いた方は是非『そらまめ君※』をご覧ください。

※:環境省大気汚染物質広域監視システム(http://soramame.taiki.go.jp/

もどる