エココンテンツ

  • エコニュース
  • エコログ
  • エコニクスの森林
  • 藻場通信
  • 環境貢献活動支援
  • 環境パフォーマンス
2016年02月22日

加工食品と外食

 大学時代の恩師との話です。専門は食品製造学。食品加工について、加工食品と調理食品の違いについてご教授いただきました。

 どちらも食材に手を加え、食べられる状態にするという点では共通していますが、加工食品はさらに貯蔵性をもたせる処理をしています。貯蔵性をもたせたものが加工食品であり、考慮しないのが調理食品ということになります。また、調理食品は食べる人がわかっている人に提供しますが、加工食品は不特定多数が対象になります。

 そこで、何かと話題になっている軽減税率についてですが、加工食品と外食という線引きがむずかしそうです。
 


 

 ハンバーガーなどは貯蔵を考慮されていないのでどこで食べても調理食品、コンビニではお弁当は貯蔵を考慮されているのでどこで食べても加工食品ですが、同じく売られている缶コーヒーは加工食品で、カップのコーヒーは調理食品にあたります。また、スーパー店舗内のファストフードコーナーでの中食、レストラン等の外食、スーパーでのバラ売り惣菜やショーケースのお菓子なども調理食品にあたるなど、食品の提供についても様々な形態があることを再認識しました。

 『食』は我々の生活の基本であり、『人に良い』と書きます。普段我々が食べているものについて、つくられている過程や背景に目を向け、関心を持つことも必要だと感じました。

もどる