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エコニュースVol.120

2003年06月01日

廃棄物と循環型社会シリーズ Part2

ものは流れてどこどこ行くの

株式会社エコニクス
 営業企画部 企画課 清田 健

 廃棄物対策と循環型社会形成は、廃棄物が排出されてからではなく、物質の流れ全体をシステムとして捉え、物質循環の歪みを無くすことが重要です。この歪みを探る方法として、一定地域におけるモノの流れを定量的に捉えるマテリアルフロー分析/勘定(Material Flow Analysis/Accounting)があります。

 図は近年の我が国のMFA結果ですが、投入される資源全体(24億t)に対し、ストックへの追加は約6割で、残る4割はエネルギー消費や廃棄物として環境中に放出されており、資源に占める再利用は約1割という状況であることがわかります。歪みの是正には、投入資源に占める採取資源を減らすこと、環境への放出を減らすことの2点が求められます。このためには、既存ストックの有効活用、エネルギー源の化石燃料からの転換、ストック更新に伴う廃棄物の再生利用推進といった取組みが必要ではないでしょうか。

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