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第60回北海道植樹祭inえりもに参加しました

 当社では、環境方針に基づいた活動項目の一つとして、『社会貢献活動として、社員植林活動を実施する。』を掲げています。 これに基づいた最初の事業として、平成21年6月7日にえりも町で開催された「第60回 北海道植樹祭」に社を挙げて参加しましたので、その様子をここで ご報告いたします。

 えりも町、特にえりも岬周辺は、かつて「えりも砂漠」と呼ばれた時代がありました。全国でも有数の強風地帯のため、戦前・戦中の森林伐採後になかなか樹木が育たず、赤茶けた砂地が一面に広がり、風で舞い上がった砂は海をも赤く染めていたそうです。

 大きな影響を受けた地域の林業者・漁業者を中心に、幾度もの失敗にめげずに少しずつ植樹が進められました。今ある緑豊かな環境は、多くの人の手で約50年かけて作られたものだそうです。その歴史は脈々と受け継がれ、現在まで町民による植樹活動が続けられています。

 平成21年度は北海道植樹祭がえりも町で開催されるということで、海と陸のつながりの中で仕事をさせていただいている当社としても、これまでのえり も町の皆さんの尽力に敬意を表し、少しでもお手伝いができればという思いから、協賛という形で参加させていただくことになりました。

   

 今回の植樹会場となった上歌別の牧野は、10年ほど前まで牛の放牧地として使われていた場所です。放牧が終わったあとは一面のササ原となってしまい、エゾシカの食害もあって、樹木の種が運ばれてきてもなかなか育たない環境にあります。(写真:左上)
 そこで、えりも町の皆さんにより毎年植樹が行われており、平成17年に植えられたケヤマハンノキは、人の背丈を超えるほどに育っていました。(写真:右上)
 今回の植樹祭では、当社はこのケヤマハンノキを社員の人数分100本寄贈し、地元の庶野小学校の生徒さんにお手伝いいただき、こちらで紹介しているカミネッコンで植えることになりました。

当日現地へ行けない社員も、社内で1人1つずつカミネッコンを作って参加しました。その集まりが上の写真です。

当日の参加者向けに、植樹方法の事前講習会を行いました。

現地での準備風景です。植えるまでのベースを作ります。

小学校の生徒さんたちに植え方を指導しました。

みんなで1人1つ植えましょう。

100本植えました。カミネッコンの周りに木のチップを撒くことで、水分を保つことができます。

最後に記念撮影。お疲れさまでした!

~ エコニクスは今後も積極的に、社員植林活動に取り組んでまいります ~

杏@PMT

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