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2010年11月12日

平成22年度第2回技術セミナーを開催して

こんばんわ小山@エコニクスです。

昨日、私が運営委員をやっている(社)日本環境アセスメント協会北海道支部の技術セミナーが開催されました。
今回は、生物多様性の保全を大きなテーマとし、「サケの母川回帰の多様性と保全手法」と題して、北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 上田宏教授に、また「希少種二ホンザリガニの保全とその技術」と題して、北海道立総合研究機構 水産研究本部 稚内水産試験場 川井唯史様にご講演を頂きました。

上田教授の講演の中では、シロザケの定位行動前後の遊泳速度の変化やシロザケの産卵時における心停止、台湾に生息するサラオマスの増水時における行動など、大変興味深い内容のお話を聞くことができました。まだまだシロザケについては判らないことが沢山ありますね。

一方、川井さんの講演の中では、ニホンザリガニが好む生息環境やその保全、ボックスカルバートや砂防堰堤がもたらした生息環境の創出例など、まだまだニホンザリガニの生息環境については未知な部分がありますが、保全を考える上でのヒントとなる情報がもたらされました。こういった情報をもとに私たちが知恵を出し合い、頑張っていかなければと思いました。

話は変わり、今日の午前中に会社がある厚別区では、見事な虹が出ているのを確認できました。
会社ではなんか久々に見た気がします。
皆さんにも何かいいことがあればいいですね。

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