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2015年10月26日

トレイルランニング考

 トレイルランニング(トレラン)というスポーツをご存じでしょうか?
簡単に言うとTrail(舗装されていない小道)を走るスポーツです。最近のマラソンブームに加えて、ここ北海道でもトレイルランナーが増加中で大会も増えてきました。私も時々「修行僧」のように、トレーニングをしています。

 トレイルランナーが増えてくると、やはりここでも“マナー”が気になってきます。私もトレイルランナーのひとりですが、ここでちょっと足を止めて、トレランのマナーなどについて、実際に私が目にした事例を元に守ってほしいことを考えてみました。
 

・ヘッドホンをしながら走らない

⇒非常に危ない行為です。山はクマやスズメバチ等の危険な動物の生息場です。ランナーの近くに彼らが近づいてきたとしても、ヘッドホンから流れる音楽のせいで、ランナーの身に迫る危険を感じることができません。また、落石を察知することもできません。
 

・登山者とすれ違う時は、必ずいったん停止や最徐行を

⇒広くない登山道でランナーがスピードを出して迫ってくると登山者は恐怖を感じます。また、接触事故のもとになりますので、いったん停止や最徐行は必ず心がけてほしいです(最近は下りを必死に飛ばすランナーが増えた感じがします)。
 

・明るいウェアで走ろう

⇒暗い色のウェアだと、ランナーの存在が目立たないため、コーナーの出入り口では人を驚かすことになります。明るく、目立つウェアを着用しましょう。
 

・危険な動物や植物について、関心を持とう

⇒自分の身を守るためです。生態等をくわしく知りたい方は、当社までお問い合わせください。
 

 トレランは都会ではなく、自然の中を走るスポーツです。マナーを守って、自然を感じ、気持ちいい汗を流しましょう。


第68回富士登山競走(2015/7/24 筆者)

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