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2019年11月11日

日の出中毒

株式会社エコニクス 環境事業部
生活環境チーム 中山 英雄

 

 10年ほど前に腰をひどく痛めた際、医者にも行かず「これは筋力の低下のせいだ!」と勝手に思い込み、それ以来、足腰の筋力をつけるため休日は近所の低山を歩くようにしています。そのお陰でここ10年間、医者にかかる事態は生じていません。

 

 最初は単に体力づくりのために山に登っていたのですが、6年前の3月末に「せっかくだから山頂で日の出を見よう」と思い立ちました。しかし、3月末の札幌の日の出は5時台です。低山とはいえ、山頂まで自宅から徒歩で1時間かかります。身支度の時間を考えると4時前に起きなければなりません。最初のうちは寝坊してなかなか間に合いませんでした。また、間に合っても曇っていて見られないなど、実際に見るまで1ヵ月ぐらい期間を要しました。その間にも夏至に向けて日の出時刻は日々早くなっていきます。そして、やっと見られた日の出は想像していたより平凡で、「まぁ、こんなもんかな」という感じでした。

 

 登山に行くのは休日だけなので、きれいな日の出が見られる日はそれほど多くはありません。しかし、1年を通して観察を続けると、予想外に美しい場面に出くわすことがあります。必ずしも晴れているときが美しいとは限りません。薄い雲がかかっているときは雲の厚さによって抜けてくる日の光の色が橙色、紅色、紫色、ピンク色などと変わります。

 また、雲の位置によってそれらの色の分布が変わってくるので、天気予報だけではどのような景色となるかはわかりません。目覚まし時計に叩き起こされたら、寝不足でぼんやりした頭のまま、直ぐに窓を開けて雲の様子を伺います。空一面が厚い雲に覆われていたら絶望的ですが、少しぐらい曇っていたり、たとえ雨や雪が降っていても、雲の切れ間があれば「今まで見たことのない景色が見られるかも」と頭を覚醒させて支度をはじめます。夏は日の出時刻が4時台とかなりの早起きを強いられ、ほとんど眠れません。冬の早朝は氷点下10℃を下回わることも多々あります。それでも行きたくて仕方がありません。まぁ、中毒みたいなものですかね。

 

 筋力を維持するためには良いことですが、かなり体に負荷をかけている感じですので、本当に健康に良いかはかなり疑問です…。

 

 


僅かな隙間から朝日が差し込みました。
照らされた街のコントラストがきれいです。

 


空の半分近くが真っ赤に焼けるのは稀です。

 


写真ではわかりにくいですが、厳冬期は
サンピラー(太陽柱)が見られる事もあります。

 


絶妙な雲の配置により、虹のような縞ができました。
実際はもっと鮮やかで、下は紅色、上はペパーミントグリーンでした。

 

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