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2018年12月12日

甘酒

 台風に地震に台風と慌ただしく過ごしている間に空は冬の空になっていました。

 

 

 寒くなってくると甘酒の季節ですね。
 甘酒は俳句の季語としては夏ですが、寒くなると体が温まる甘酒を飲みたくなります。

 米と米麹から作られたものや、米麹だけで作られたもの等いろいろ売られていますが、家庭では板状になった酒粕をお湯に溶いて砂糖を入れて作ることも多いのではないでしょうか。昔、母が作ってくれたのはそうでした。

 田舎に住んでいた祖母は米と米麹を使って、炬燵(こたつ)を利用しながら時間をかけて作ってくれましたが、母が作ってくれたのとは違いあまり甘くなくてがっかりしたのを覚えています。

 

 ところで我が家では最近、「みりん粕」で甘酒を作ります。

 売られている「みりん」には「みりん風調味料」と「本みりん」の2種類がありますが、使うのは「本みりん」を作るときにできるみりん粕です。「本みりん」はもち米・米麹・米焼酎などから長時間かけて作られています。「本みりん」は酒税がかかっており、酒類販売免許のある店でしか購入できません。

 

 「みりん粕」はそのまま食べてもおやつになるほど甘いです。但し、酒粕同様アルコールが含まれているので食べる量には要注意です。形状はぽろぽろしているのでみりん粕を湯で溶くと米と米麹から作った甘酒風になります。「みりん粕」で作ると砂糖を入れなくてもほのかに甘く、昔はがっかりしたはずの祖母が作る優しい自然な甘さに、今はとても癒やされています。

 砂糖無しで味わえる優しい甘さの、「みりん粕の甘酒」をみなさんもぜひお試しください。

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