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2017年12月13日

ドライフラワー

 いよいよ冬の寒さが厳しくなってくるころですが、皆さま冬支度の方はいかがでしょうか?車に冬用のタイヤを履かせたり、厚い羽毛布団を出したり、クローゼットにコートやセーターをかけたり…。そんな冬支度の一つとして、私は今年の春から秋にかけて摘んできた草花を、ドライフラワーにして部屋に飾ってみることにしました。

 お花屋さんで買ったバラやラベンダーを使うと、色や香りがはっきりするので、お花を飾っている実感があって良いのですが、野生の草花を使ったドライフラワーは素朴な風合いを楽しむことができます。草木の少ない冬の間、ふと緑が恋しくなった時に眺めて自分が歩いた野や山を思い出し、趣を感じることができます。

 そこで今回は、簡単に摘めて、きれいな形で乾く野の草花をいくつかご紹介したいと思います。

 

オオウバユリ:
 オオウバユリのドライフラワーは、実は皆さんよく見かけているかもしれません。
 草丈が高く、ふっくらした実がついています。生育時は黄緑色ですが、枯れた状態では飴色になります。
 色は地味ですが、大ぶりなので単体で飾っても華やかです。採集時期は、実が成る9月か立ち枯れしている冬期です。
 ※乾くと実が割れて種が大量にこぼれるので注意!

ヤマハハコ:
 紙のような質感の白い花は、落ちず縮まずそのまま乾いてくれます。
 ※ただし、乾くと少し酸っぱいにおいがします。
 林道脇や道路脇の法面などに生えており、採集時期は開花している8月~9月です。


左:ヤマハハコ  右:オオウバユリ

 

キンエノコロ:
 黄金のねこじゃらしです。
 種子が柄からはずれてボロボロになってしまうかと思いきや、黄金色の穂をきれいに維持しながら乾きます。他にも、アキノエノコログサの緑、ムラサキエノコログサの紫など、エノコログサの仲間だけでも色にバリエーションがあります。道路わきや街路樹の植え込みなどによく生えています。採集時期は実が成る9月です。

 

 

ツルアジサイとノリウツギ:
 ツルアジサイはつる植物、ノリウツギは低木です。公園の散策路などを歩いていると、枯れた花が地面に沢山落ちているので簡単に手に入ります。円形なので、ドライフラワーのブーケを作る時は他の縦長の草花とバランスをとるのに活躍します。採集時期は花が枯れた秋~春です。


左のくすんだオリーブ色がノリウツギ、右の錆色がツルアジサイ。
(非常に似ている二つですが、乾くと色が違うのが分かります。また、実の形や付き方も違います)

 

イ:
 イグサと呼ばれ、畳やゴザの材料としてよく利用されているのをご存じだと思います。長く生活の場に利用されているだけあって、やはり採りたての時は非常にしなやかで加工しやすく、編み飾りを簡単に作ることができます。
 池の縁のような、湿った場所に株状になって生えています。採集時期は草丈の伸びた夏~秋です。


アイルランドの伝統的なお守りをイグサで編んだもの

 

 もう花の時期は終わりましたが、私はこれから雪が積もる前にクリスマスリースを作るため、ブドウのつるや松ぼっくりを拾いにいきたいと思っています。皆さまも、緑の季節は残りわずかですが、気になる形の草花を見つけたらお部屋に飾って冬のお供にしてみてはいかがでしょうか。

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