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2017年06月13日

スズメといえども…

 ようやく暖かくなり、小鳥たちのさえずりも活発に聞かれるようになってきました。ふと、事務所の窓に目をやると、芽吹いたばかりの芽をついばむ小鳥の姿がありました。馴染みの多い小鳥となるとやはりスズメでしょうか。スズメといってもみられたのはニュウナイスズメのオスとメスでした。

 ニュウナイスズメの特徴は、スズメよりもやや小さく、オスは頬に黒点が無く、頭部から背面にかけて栗色をしています。メスは薄茶色で、太い眉斑が目立ちます。主に北海道の平地の林や本州中部以北の山地で5~7月にかけて繁殖し、関東地方以南の暖地で越冬します。

 

 さて、ニュウナイスズメの名前の由来ですが、以下の3説が有名です。

・スズメに見られる頬の黒斑が無いことから、ホクロの古名である「にふ(斑)」が無い雀、ということで斑無雀。

・新嘗雀(にいなめすずめ)がなまったものであるとする柳田國男の説。

・平安時代に陸奥守として東北地方に左遷され、現地で恨みを抱いたまま死去した貴族、藤原実方が本種に転生して宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説。宮中(内廷)に入る雀、ということで入内雀。

 

 普段何気なく目にしているスズメにしてもカラスにしてもカモメにしても実は色々な種類があり、それぞれに特徴的です。興味をもってみてみると、その違いや新たな発見があるかもしれません。

 

 

 

(上段;ニュウナイスズメ オス  下段;ニュウナイスズメ メス 筆者撮影H29.05 )

 

 

(スズメ 筆者撮影H29.05 )

 

 

<参考文献>
河井大輔・川崎康弘・島田明英・諸橋淳(2003).北海道野鳥図鑑 The Wild Birds of Hokkaido.399.株式会社亜璃西社.

<参考ホームページ>
“ニュウナイスズメ”.日本野鳥の会 京都支部.<http://wbsj-kyoto.net/zukan/2013/01/post-118.html>

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