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2016年01月18日

今冬は雪が少ない?

 札幌も本格的な厳冬シーズンに入り、最高気温が氷点下になる日も珍しくありません。
 しかし、札幌では11月に62年ぶりといわれる大雪が降った以降、まとまった雪は降っておらず、例年に比べ雪が少ない印象を受けます。

 気象庁によると、今年は北日本では平年並みの気温ですが、東日本・西日本では気温が高く、沖縄や奄美地方では平年より気温が高い「暖冬」になるそうです。

 気象庁は、暖冬の要因のひとつとして、太平洋赤道域の海面水温が南米ペルー沖で高まるエルニーニョ現象をあげており、来春にかけて継続する可能性が高いとの監視速報を発表しています。特に2015/2016年は1997年以降最強クラスの規模だそうです。

 一般的に、エルニーニョ現象が発生すると、太平洋西側のフィリピン沖では逆に海面水温が低くなり、結果的に日本付近で冬型の気圧配置を弱める傾向があるとされ、日本は「暖冬」傾向になるといわれている一方、世界中で干ばつや大雨など異常気象になるともいわれています。年末には、強いエルニーニョ現象のため、パラグアイやアルゼンチン等で洪水被害が相次ぎ、17万人が避難生活を余儀なくされました。
 


エルニーニョ現象でなぜ暖冬(産経ニュース,2015年11月18日)
 

 今年は雪が少なくて毎朝の雪かきから開放される!と思うと嬉しい反面、どこかで被害が出ていると思うと手放しには喜べない気持ちになりました。
 自然は常に変化していくものですが、はやく例年通りの気候に戻ってほしいと願うばかりです。
 


スキー、ソリをもつ親子(近所の公園へ練習にいく途中?)

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